2007年05月31日

ギックリ腰について(4)

ギックリ腰のお話は今回が最終話です。
前回は「3.混合タイプ」までご紹介しましたが、残りの「4.椎間板タイプ」と「5.内臓疲労性タイプ」を説明していきましょう。
→前回のコラムはこちら/ギックリ腰について(3)

4.椎間板タイプ
このタイプは、ギックリ腰の中で最も症状が重く、背骨と背骨の間にある「椎間板」を損傷してしまったことにより引き起こされるものです。椎間板を損傷しただけなら腰の痛みのみの症状になりますが、最悪の場合、椎間板が破れて中にある髄核が突出、または流れ出し、神経を圧迫・炎症を起こし、激痛と臀部から足へのシビレを発することがあります。こうなってしまうと、ある程度痛みが鎮まらないと施術は出来ません。激痛と強い足のシビレが併発した場合は、まずは病院に行くことをお勧めします。

5.内臓疲労性タイプ
これは大腸・胃の疲労や機能低下が原因で、腰・臀部の筋肉が緊張して引き起こされるギックリ腰。臨床的にも珍しいタイプです。
内臓の神経は筋肉にも通じているため、内蔵が不調になると関連する筋肉も緊張し、腰の痛みとして出ることがあるのです。

〔症例/30代男性〕
2週間前に腰を痛めて病院に行ったけれども、「特に以上は無し」との診断を受けたとのこと。腰が硬くなっていると指摘されたので、電気療法とマッサージ、湿布の治療を受けたそうですが改善せず、2週間たっても痛みが緩和しないので来院されました。
腰・右臀部に痛みが強いようで、腰は伸びず、歩行時には右足を引きずるほどです。早速腰から足を触診しましたが、緊張はあるもののさほどでもなく、背骨・骨盤変位も少しある程度。
「最近、お腹の具合はいかがですか?」と確認したところ、腰を痛める前日から下痢が続いているとのことでしたので、腹部を診てみることに。全体的に硬く、特に下腹に緊張があります。そこで、軽く筋の調整をした後に腹部療法を行うと、気持ちが良く腰の痛みが和らいできたとおっしゃいました。さらに、骨盤を調整し、臀部の緊張を緩和していくと、よい一層痛みが減り、お帰りの際には腰が伸びて歩くときに足を引きずることもなくなりました。
翌日、続けて2回目の施術を行いました。状態を確認すると、痛みはほとんど無く、臀部が少し重い程度だそう。昨日の施術が終わって自宅に戻ると、下痢が数度あり、それからとても楽だということでした。
今回は腹部を調整したところ、気になっていた臀部の重さも消えたようです。大腸の不調からお腹が緊張し、腰・臀部にきた珍しい例でした。

以上がギックリ腰の5タイプです。
ギックリ腰は、発症したときの激痛から「このまま治らないのかも?」と思いがちですが、適切な対応をすると痛みも和らぎ、治りも早くなります。ギックリ腰を繰り返す方は、その原因であるからだのショックと歪みをとれば、再発もしづらくなります。
痛めたときは、慌てずに安静にし、必ずその場所をまずは冷やすことを忘れないでくださいね。

〔藤井先生プロフィール〕
藤井龍磨(ふじい りゅうま)
村上整体専門医学院卒
職歴/接骨院勤務、整体院勤務、クイックケア勤務を経て、八千代台整体院を開業
⇒お気軽にご相談ください/yachiyoseitai@ybb.ne.jp

●八千代台整体院-relaku- 047-482-1527
千葉県八千代市八千代台南1-3-6テイトビル5階(地図)京成八千代台駅から徒歩2分、1階は美容院「GIA」
営業時間/10:00〜20:00
定休日/水曜・第3木曜
※電話(若しくは直接受付)にて要予約
※ホームページ/http://www.yachiyo-seitai.com/index.html
〔八千代ナビ!気になるお店レポート〕
2006年10月27日 産後に歪んだ骨盤の駆け込み寺!八千代台整体院-relaku-


posted by やちなび子 at 11:47 | 藤井先生コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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