2007年02月08日

坐骨神経痛について(2)

前回のコラムで、坐骨神経痛のため来院された患者さん。初回の治療を終え、このまま何回かの施術で順調に良くなるかな?と思っておりましたが、意外な落とし穴が待っていたのです。
今回は、このお話の続きです。
※前回のコラムはこちら/坐骨神経痛について(1)

2回目に来院されたときは、多少足の痛みはあるものの悩みの種だったシビレ症状は出ておらず、腰の痛みも初めて来院されたときよりも楽になっていらっしゃいました。施術後は、腰・足共に痛みが無くなったようです。
その後、3〜4回目の治療は、来院間隔が患者さんのご都合が合わず1週間の間隔になってしまったのですが、疲れてくると足腰が重くなるものの、痛みは出ないという良好な状態でした。

さて、問題は5回目。
来院されたときから体が前屈みでまっすぐ立てず、顔色も良くありません。あんなに順調に回復されていて良好な状態だったのに、一体何があったんでしょうか?!
ふとお腹がつらそうに見えましたので、どうされたのか伺ってみたところ、このようなお話でした。
「2回目に治療していただいてからは痛みが無くなったので、ずっと飲んでいた鎮痛剤を飲まなかったんです。4回目の後、通っていた病院に久しぶりに行ったときに、お医者さんから“鎮痛剤は痛みがなくても飲まないとだめ!”と言われて・・・。
薬を飲むようにしたのですが、その次の日から胃が痛くなってしまって、何も食べられなくなったんです。」

あまりに胃が痛いので再び病院へ行かれたそうですが、原因は分からない、胃が荒れているんじゃないの?と、胃薬を出されたそう。けれども、それを飲んでも胃の痛みは変わらず・・・そんな状態が三日も続いたそうです。

痛みがないのに鎮痛剤を飲ませてどうすんだ?!と不思議に思いながら、早速施術ベッドへ仰向けに寝てもらい、お腹をさわってみたところ、胃の辺りがカチカチに硬くなっています。
あまり知られていませんが、筋肉が凝るように、内臓も硬く緊張する(=凝る)ことがあります。硬くなった内臓は機能低下を起こし、痛みやお腹の張り感、胸焼け・消化不良・便秘・下痢・胸苦しさなど、様々な症状の原因となるのです。
この患者さんは、おそらく薬の副作用で胃が荒れてしまい、カチカチになってしまったのでしょう。

仰向けに寝た状態のまま、この日は内臓調整法を行いました。始めてから5分ほどで胃の硬さが緩みはじめ、胃からは「キュルル〜」「コロコロ〜」という音がし始めました。これは腹音(ふくめい)といい、胃が動き始めた音です。
さらに10分ほど内臓調整法を続け、その後に筋を緩めてから、いつものように骨格を調整し、5回目の治療を終えました。

施術後は胃の痛みは消え、顔色もすっかり良くなりまして、普通にまっすぐに立てるようになりました。
1週間後、再び来院されたときには腰・足・お腹と、全て痛みが出ることもなく、順調に良好な状態へと回復されていました。予想外のアクシデントはありましたが、いずれにしても良くなられていましたので、一件落着です。

痛み止めは、痛みのないときに飲んでしまうと、たまにこのような症状が出てしまうことがあります。
薬も使い方次第ですね。

〔藤井先生プロフィール〕
藤井龍磨(ふじい りゅうま)
村上整体専門医学院卒
職歴/接骨院勤務、整体院勤務、クイックケア勤務を経て、八千代台整体院を開業
⇒お気軽にご相談ください/yachiyoseitai@ybb.ne.jp

●八千代台整体院-relaku- 047-482-1527
千葉県八千代市八千代台南1-3-6テイトビル5階(地図)京成八千代台駅から徒歩2分、1階は美容院「GIA」
営業時間/10:00〜20:00
定休日/水曜・第3木曜
※電話(若しくは直接受付)にて要予約
※ホームページ/http://www.yachiyo-seitai.com/index.html
〔八千代ナビ!気になるお店レポート〕
2006年10月27日 産後に歪んだ骨盤の駆け込み寺!八千代台整体院-relaku-


posted by やちなび子 at 16:22 | Comment(0) | 藤井先生コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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