2012年07月31日

顎関節症について(1)

★ 顎関節症とは?
顎関節症は、顎(あご)の関節とその周辺に起きる痛みや障害の総称です。骨折や外傷、交通事故などで顎を傷めた場合や脱臼は顎関節症とはいいません。
顎関節症は、ここ数年で急速に増えてきました。原因は色々考えられますが、ストレス社会や硬いものを食べなくなったことなどと関連があると思われます。また、男性よりも女性に多いのが特徴です。

顎関節症は、その状態に応じた対処法や治療法を行えば改善することができますが、困ったことにお医者さんなどの医療機関では、「顎関節症は治らない」などと言われてしまい(正しくはその人たちには良くはできない、というべきなのですが・・・)悩みながらも諦めてしまい、不自由を抱えながら日々苦しんでいる方も多数いらっしゃいます。

顎関節症は、現代医学では改善するのが苦手な症状ですが、整体やカイロの方法と生活改善や体操などを駆使し、総合的にアプローチすれば良くなります。(必ず自己判断ではなく、医療機関で診断を受けてください)

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★ 顎関節症の症状
臨床的によくある顎関節症の症状は、
・顎の周辺が痛む、違和感がある
・噛むと痛い
・顎がしびれる
・歯が痛む
・口の開閉がしずらい、口が開かない
・口を開ける、または閉めると顎に痛みがでる
・口を開けると音がする
・顎の位置が顔の真ん中より明らかにずれている(生まれつき、外傷などは除く)
などです。

また、顎関節症に付随して起きる症状として、首の痛み・肩こり・頭痛・めまい・耳鳴・食欲不振・不眠・自律神経の乱れなど、全身症状が起きることも珍しくありません。たまに芸能人が顎関節症でしばらく活動を休止することがありますが、それは顎関節症に付随して起きる上記の症状が原因です。

症状で分類すると、以下3種類ほどに分けられます。
1.筋肉の痛み
顎の周辺やこめかみ、首の痛み。顎を動かす筋肉群、首の筋肉がコリ・緊張して起きる痛み。口が開けずらい・顎の違和感も伴う。

2.関節の痛み
顎関節部や耳の穴の近くの痛み。顎関節がずれる・関節円板(下顎骨の部分と頭蓋骨の部分の間にあるクッション)がひっかかることで起きる痛み。

3.顎の動きの制限
顎の違和感・顎を動かしにくい・大きく開けられない・物がよく噛めない、どこで噛めばいいのかわからない。開口するときに顎がまっすぐに動かずに“くの字”で開く、斜めに開く場合は関節のずれがあります。

⇒ 顎関節症について(2)に続く

〔藤井先生プロフィール〕
藤井龍磨(ふじい りゅうま)
村上整体専門医学院卒
職歴/接骨院勤務、整体院勤務、クイックケア勤務を経て、八千代台整体院を開業
⇒お気軽にご相談ください/yachiyoseitai@ybb.ne.jp

●八千代台整体院-relaku- 047-482-1527
千葉県八千代市八千代台南1-3-6テイトビル5階(地図)京成八千代台駅から徒歩2分、1階は美容院「GIA」
営業時間/10:00〜20:00
定休日/水曜・第3木曜
※電話(若しくは直接受付)にて要予約
※ホームページ/http://www.yachiyo-seitai.com/index.html
〔八千代ナビ!気になるお店レポート〕
2006年10月27日 産後に歪んだ骨盤の駆け込み寺!八千代台整体院-relaku-





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posted by やちなび子 at 20:06 | 頭・口まわりの不調 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする