2008年11月24日

肩こりについて(2)

前回は肩こりについての概要と、その原因のひとつである(1)筋肉の緊張について紹介しましたが、今回も引き続き原因として考えられる(2)骨のずれ、(3)椎間板のつぶれについて紹介していきます。
→前回のコラム/肩こりについて(1)

(2)骨のずれ
肩こりに関係する骨は、頚椎(首の部分の背骨)・胸椎(背中の背骨)になります。特に後頭部に近い部分や首の付け根の骨のずれが、肩こりに大きな影響を及ぼします。そのずれ方というのは様々で、骨が軸上で回旋、横ずれ、前後など色々な方向にずれます。
背骨がずれると、ずれた骨が神経に触れたり圧迫することで筋肉を緊張させ、凝り・痛み・手の痺れの原因へと繋がります。ずれが強く引き起こされたり、また長期間続いてしまうと、椎間板を圧迫し、最悪の場合には椎間板ヘルニアになることもあります。

ズレの原因は、
・不良姿勢
・体を一定方向ばかりに向けるなどの癖
・同じ動きを頻繁にする
・転倒や事故などの衝撃
・筋肉の緊張により引っ張られる
・ストレス
などが考えられます。
こうした骨のずれは筋肉の緊張に比べて症状が悪く出ることが多く、自然には治りづらいのが特徴です。

注:マッサージ整体などでは、マッサージやストレッチを行い、筋肉の緊張を取ればズレも良くなるといいますが、骨のズレは筋肉の緊張を取っただけでは不十分で「骨のズレの矯正」が必要になります。

(3)椎間板のつぶれ
椎間板は背骨と背骨の間にある軟骨のような組織です。椎間板は中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪から成り立っていますが、この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が椎間板ヘルニアと呼ばれるものです。

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人間は二足歩行を行うので、脊椎は重力と平行方向となり椎間板に強い圧力が掛かります。このため、立位では椎間板には多くの負荷が掛かり、前屈みの体勢では倍の圧力が掛かります。
椎間板ヘルニアは腰に発生しやすく、次に下位頸椎に多く見られます。胸椎に発生するケースは少ないのですが、これは胸郭により椎体間の可動性が頚椎や腰椎に比べて少ないことによります。

肩こりでは下位頚椎(首の付け根あたり)の椎間板のつぶれがみられます。
肩こりが長期に渡ると椎間板が徐々につぶれ、ヘルニアまでは行かなくとも、椎間板の厚さが減ることで、より強い痛み・コリを引き起こす要因となります。なお、椎間板は血液の循環があまり無いために、一度痛めると回復に時間がかかります。

椎間板の治療には牽引が有効ですが、病院で行われる“機械による牽引”など強い力は必要ありません。手を使ってつぶれている場所を牽引することで、椎間板のつぶれ・ヘルニアは良くなります。

次回は(4)神経圧迫の肩こりについてです。
(続く)

〔藤井先生プロフィール〕
藤井龍磨(ふじい りゅうま)
村上整体専門医学院卒
職歴/接骨院勤務、整体院勤務、クイックケア勤務を経て、八千代台整体院を開業
⇒お気軽にご相談ください/yachiyoseitai@ybb.ne.jp

●八千代台整体院-relaku- 047-482-1527
千葉県八千代市八千代台南1-3-6テイトビル5階(地図)京成八千代台駅から徒歩2分、1階は美容院「GIA」
営業時間/10:00〜20:00
定休日/水曜・第3木曜
※電話(若しくは直接受付)にて要予約
※ホームページ/http://www.yachiyo-seitai.com/index.html
〔八千代ナビ!気になるお店レポート〕
2006年10月27日 産後に歪んだ骨盤の駆け込み寺!八千代台整体院-relaku-


posted by やちなび子 at 21:45 | Comment(0) | 藤井先生コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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