2008年06月17日

腱鞘炎(1)

“ばね指”などという名でも知られている「腱鞘炎」。
腱鞘炎は、医学的には狭窄性腱鞘炎(きょうさくせいけんしょうえん)と言われており、指・手首に好発する痛みの原因は、“腱鞘”が腫れることで“腱”がスムーズに腱鞘を通過することが出来なくなってしまうことにあります。
ちなみに“腱”とは、筋肉の両端にあり、骨に筋肉を付着させる繊維性のひも状の組織で、腱を包んでいる鞘(さや)状の結合組織が“腱鞘”です。中に潤滑液があり、腱の滑りを良くしています。

また、腱鞘だけではなく、周囲の筋肉の緊張によっても痛みが生じます。腱鞘炎は、腱が炎症して通りにくくなっているかのようにくな認識をされがちですが、実際は腱鞘炎と名前にあるように、「腱鞘が炎症」して通りにくくなっているのが主な腱鞘炎です。腱の炎症が長期に渡ると、痛み・炎症だけではなく、腱が変形してしまうこともあるのです。

200616-seitai.gif

腱鞘炎の代表的な病名を挙げると、
@弾発指(ばね指)
弾発指(バネ指)という名前の由来は、曲げた指がロックがかかったように引っかかり、指を無理に伸ばそうとするとビーンとバネが伸びるような動きをするので、このような名前が付いています。
Aドゥケルバン腱鞘炎
手首部分の腱鞘で起こる炎症。タオルを絞ったりすると、手首の親指側が痛む場合が多い。手や指を酷使している人の他、女性の場合、妊娠や出産、更年期がきっかけとなって発症するケースもあります。

【腱鞘炎の原因と予防法】
腱鞘炎の原因は、指・手の使いすぎ・疲労です。手や指を酷使することで、頻繁に持続的な負荷を腱や腱鞘にかけ続け、こうした持続的な負荷が頻繁にかかることで腱鞘部分が摩擦に似た状態に陥り、滑液不足などで滑りが悪くなることで炎症を起こしてしまうためです。
また、使いすぎによる筋肉の緊張も痛みに関係しています。その他にも、“ガングリオン”と呼ばれる無色透明の腫瘤によって腱が圧迫され、狭窄性腱鞘炎と同じような症状になる場合もあることが報告されています。

予防法としては、腱鞘炎の原因は手・指の使い過ぎ・疲労ですので、手・指に疲労を溜めない、使いすぎないことです。手浴(手から肘までを大き目の桶などに入れ、適温のお湯で温めること。足浴の手バージョン)、ストレッチなどを行う、または仕事などによって同じ動作をとることが多い方は、ちょっと姿勢や動作を変えてみる、持ち方や運び方を変えてみることもいいでしょう。

次回は、腱鞘炎の治療と症例の紹介です。
(続く)

〔藤井先生プロフィール〕
藤井龍磨(ふじい りゅうま)
村上整体専門医学院卒
職歴/接骨院勤務、整体院勤務、クイックケア勤務を経て、八千代台整体院を開業
⇒お気軽にご相談ください/yachiyoseitai@ybb.ne.jp

●八千代台整体院-relaku- 047-482-1527
千葉県八千代市八千代台南1-3-6テイトビル5階(地図)京成八千代台駅から徒歩2分、1階は美容院「GIA」
営業時間/10:00〜20:00
定休日/水曜・第3木曜
※電話(若しくは直接受付)にて要予約
※ホームページ/http://www.yachiyo-seitai.com/index.html
〔八千代ナビ!気になるお店レポート〕
2006年10月27日 産後に歪んだ骨盤の駆け込み寺!八千代台整体院-relaku-


posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) | 藤井先生コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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